貯めたANAやJALのマイルを使う場合、
日本国内やアジアでLCCが就航している路線で、
マイルを特典航空券に交換することはやめましょう。
なぜなら、マイルの価値を下げることになるからです。
なぜ、LCC就航路線で、マイルを使ってはいけないか、解説します。
マイルは、高い価値で使うことが基本。
貯めたマイルを特典航空券で利用する場合は、
できるだけ高い価値で使いましょう。
基本的には、
長距離路線で、なるべく高いグレードで使うことが、
マイルを最大限に活用するポイントです。
なぜ長距離路線、高いグレードなのでしょうか?
それは、長距離路線ではLCCなど安い航空券があまりないからです。
また、ビジネスクラスやファーストクラスなどのグレードの高い席は、
割引チケットが出回らず、その分、そこでマイルの価値が高くなるのです。
日本国内やアジアは、LCCが就航している。
短距離の国内やアジア圏内は、
LCC(格安航空会社)の比較的安い航空券がたくさんあります。
最近では、日本国内やアジアの近隣は、
まるで国内旅行をするような感覚で、手軽に旅行をできるようになりました。
これは、LCCの路線が充実しているからで、
安い航空券代で、お得に旅行に行けるからです。
距離的にも近いので、飛行機の搭乗時間も数時間程度と、すぐに目的地に着きます。
LCC就航路線では、LCCのチケットを購入しよう。
つまり、日本国内やアジアでは、LCCが充実していることにより、
通常でも安い費用で飛行機にのることができる状態なので、
LCCのチケットをお金を出して購入するのがおススメです。
日本国内やアジアでマイルを使って特典航空券と交換すると、
マイルの価値を下げてしまうことになってしまいます。
例えば、成田―上海の往復は
ANAのローシーズンの場合17,000マイルです。
国内線とほとんど変わらないマイル数で海外に行けるので、
お得のように感じてしまいますが、
成田―上海の往復は2万円台から販売されています。
この路線で使った場合、1マイルが1円台前半になってしまいます。
対して、成田―ロンドンでは往復は
ANAのローシーズンで45,000マイルです。
この路線の格安航空券でも11万円程度からなので、
1マイルは2.5円程度の価値で使うことができます。
まとめ
LCCが就航している日本国内やアジアでは、
LCCのチケットを普通に購入するのがいいでしょう。
LCCの就航がない、遠距離路線や、
ビジネスクラスやファーストクラスなどのグレードが高いチケットで、
マイルを使って特典航空券を利用するのがおススメです。